黒田 一博(くろだ かずひろ) 外野手 右投右打
1924年9月13日生まれ(~2007年) 長崎県出身
【アマ】 佐世保商業学校(長崎県)
八幡製鐵所
【プロ】 南海ホークス(49~53)
高橋ユニオンズ
トンボユニオンズ(54~55)
大映スターズ(56)
終戦後間もない1949年、南海ホークスに入団した黒田選手。堅守の中堅手レギュラーとして、51~53年の南海リーグ3連覇に貢献。翌年、パ・リーグの試合数の確保による新チーム…高橋ユニオンズが発足。選手不足の中で南海レギュラーだった黒田選手がこの新チームにリリースされた事実は他球団にとって驚愕ともいえる事態であった。悔しさもあるだろう中で54年、黒田選手は3番センターとして132試合に出場しキャリアハイの118安打を記録。チーム自体は苦しい戦いが続いたものの8チーム中6位でフィニッシュ。最下位回避には黒田選手の存在が必要不可欠だったに違いない。
その後トンボ・大映に所属し56年で現役引退。引退後はスポーツ店を立ち上げた傍ら次男・博樹へ指導。黒田博樹、ご存じ日米200勝投手の父親が黒田一博選手であった。
1954年(昭和29年)度成績
132試合 .246(479-118) 6本 41点 5盗塁 OPS.625
能力
打撃
打低+50年の9本塁打など考慮。パワーに関しては見栄えの観点もある。
肩力 送球C
強肩だったそう。補殺も多い。
逆境○
ビハインド時の成績がどうのこうのというより、突然告げられ移籍してきた中で自己最多の試合数に出場・安打数を記録し、新チームの中心選手として活躍したということ。
パワナンバー 12500 61835 37706