杉浦 正則(すぎうら まさのり) 投手 右投右打
1968年5月23日生まれ 和歌山県出身
【アマ】 橋本高校(和歌山県)
アトランタオリンピック1996 杉浦 正則(野球)プロフィール - JOC
目標は「金メダル」ただ一つ
日米からプロ入りを何度と誘われながら、五輪の金メダルを目標にアマチュア一筋を貫いた「ミスターアマ野球」。
大学リーグで通算23勝を挙げ、当然プロ入りかと思われたがこれを固辞し日本生命に入社。大学時代に続きエースとして活躍し92年バルセロナ五輪代表に選出。チーム最多の5試合に登板し日本を銅メダルに導いた。以降も社会人野球でエースとして君臨し、96年アトランタ五輪代表にも選出。同大会では銀メダルを獲得し、その活躍と28歳という年齢からいよいよプロ入りかと思われたが視線は既に00年・シドニー五輪へ。「五輪での金メダル」を求め次の4年への準備を進めていった。
そのシドニー五輪からはプロ選手の出場も解禁されることとなり、変わらず社会人野球では活躍を続けながらも32歳という年齢から代表入りの当落線上にあったが、実績を買われ3度目の代表に選出・チームの主将も務めた。しかし同大会では登板機会を減らし、チームも4位に終わったこともあってかこの年限りで引退。五輪に捧ぐ現役生活であった。
1996年アトランタ五輪・野球競技成績
4登板 防御率8.44 2勝 13奪三振(16回) WHIP1.68
能力
球速
94年9月に計測した数値
球種
スライダー>>>カーブ>フォーク
・高校時代からスライダーを決め球としていたそう
・カーブは縦が強そうなのでドロップカーブに
ナチュラルシュート シュート回転
ほぼ常時シュート方向にストレートが動く
⇒アウトローにビシっと決まる球になったり、曲がり故に真ん中に入ったり。その動きが結構まちまち
一発
特に当時のキューバ打線が物凄く*1おまけに金属バットを使っていたのもあるが、アトランタ五輪は16イニング投げて4被本塁打
国際大会○*2
アトランタこそ打たれはしたものの一番と言っていいくらいこの能力が似合う選手かなと
・五輪野球競技最多の通算5勝
・バルセロナ・アトランタを合わせて31回2/3を投げ6四球と制球抜群
パワナンバー 12200 10770 02653