大嶋 匠(おおしま たくみ) 捕手・一塁手 右投左打
1990年2月14日生まれ 群馬県出身
【プロ】 北海道日本ハムファイターズ(12~18)
2011年ドラフトの主役は間違いなく日本ハムだった。手始めに巨人の単独指名が有力視されていた東海大・菅野智之投手を1位指名し交渉権を獲得。その後は夏の甲子園で活躍した松本剛、石川慎吾らを手堅く指名。そして7巡目・本指名の最後に名前を挙げたのが早稲田大学「ソフトボール部」所属の大嶋選手であった。中学~大学までソフトボールをプレーし、硬式野球の経験がない異色の選手として注目を集めた。
プロ野球のボールに対応できるのかについては大きな議論を呼んだものの、初の実戦となる紅白戦の初打席・初スイングでホームランを放ち不安を払拭。初年度はファームでも1割台の打率に留まったが、年々打撃の対応力を上げ16年には3割台をマーク。一軍でも初安打を記録した。その一方でキャッチングなど守備面の課題が大きく以降は出場機会に恵まれず、18年に7年間の現役生活を終えた。
通算記録は16年の出場成績にほぼ同じく打率.167・1打点・3安打。それでもなお我々の記憶に残る選手である。
2016年(平成28年)度成績
【一軍】12試合 .200(15-3) 1点 OPS.502
【二軍】82試合 .308(240-74) 9本 49点 OPS.871
能力
守備適正
捕手18試合(前年12試合)・一塁31試合(同29試合)と実質一塁がメイン
パワナンバー 12700 00358 23285