上野 由岐子(うえの ゆきこ) 投手 右投右打
1982年7月22日生まれ 福岡県出身
【アマ】 九州女子高校(現・福岡大学付属若葉高校(福岡県))
【プロ】 日立高崎
ルネサステクノロジ高崎事業所
日本女子ソフトボール界の伝説
女子ソフトボール最高の投手と言っても過言ではない選手。
世界最速ともされる、121キロの速球と、縦横無尽・緩急の効いた変化球で国内リーグでは「無双」。日本女子ソフトボールの第一線を長年にわたって牽引してきた。2020年時点での通算236勝はダントツの記録である。
国際大会でもその圧倒的な実力を発揮し、アジア大会5連覇や、世界選手権での「宿敵*1」アメリカへの勝利・金メダルに大きく貢献した。
特筆すべきは北京五輪での活躍。2日間で行われた準決勝(対アメリカ●・初日)、決勝進出決定戦(対オーストラリア○・同日)、そして翌日の決勝(対アメリカ○)の全試合で完投。日本に五輪初優勝をもたらしたとともに、この3試合で投げた球数から「上野の413球」、と現在までも日本ソフトボールの歴史における一偉業として語り継がれている。
現在もビックカメラ女子ソフトボール高崎にコーチ兼任で在籍し、今年で現役生活21年目を迎える。
2008年(平成20年)度成績
【国内リーグ】防御率0.54 18勝2敗 153奪三振(141回1/3)
【北京五輪】 防御率1.34 5勝1敗 32奪三振(47回)
能力


球速
厳密には2010年の記録*2
コントロール
国内リーグでは141イニング投げてわずか11四球。
スタミナ
「上野の413球」(3試合…平均138球)
国内リーグでも平均6.4回とほぼ完投している。
球種
>金メダルを獲得した08年北京五輪まではストレート、チェンジアップ、浮き上がるライズボール、落ちるドロップ、スライダーの5種類だったが、同大会の決勝で宿敵・米国を抑え込むために約3年間、温めてきたシュートも解禁した。現在は115キロ前後*3のストレートを含め、縦横6種類の球種を操る。
・同年要素としてシュートは外せない
・ムービングは「左右に曲がる球」としての記載を多く見かける。
・チェンジアップは自信のあるボールとのことで一番大きく。
逃げ球
国内リーグ被本塁打ゼロ。失投しない制球力
球持ち○
打球反応○ 守備力
守備にも定評がある。
10300 71400 16043
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