金城 基泰(かねしろ もとやす) 投手 右投右打
1952年10月16日生まれ 大阪府出身
【プロ】 広島東洋カープ(71~76)
南海ホークス(77~84)
読売ジャイアンツ(85)
青宝ピントゥス(KBO・86)
三星ライオンズ(KBO・87)
選手生命の危機を乗り越えた「速球派」アンダースロー
ダイナミックな下手投げは今なお「最高の美しさ」と称される投手。
入団4年目(74年)に20勝を挙げ、最多勝タイトルを獲得。
しかし同年オフ、療養先で交通事故に巻き込まれ一時は選手生命も危ぶまれた。
その後懸命のリハビリで翌年8月に復帰。広島初優勝の胴上げ投手となった。
77年に南海に移籍。後に巨人、韓国リーグに渡り、息の長い活躍を続けた。
1974年(昭和49年)度成績
獲得タイトル
投手能力
球速
150キロ近かったとのこと。
球持ち○
アンダースローなので。
南海時代は「なかなかボールを離さない」との証言も。
リリース○ クイックF
フォームの大きさ故に打者からはボールの握りがよく見えたとか。
そしてかなり走られやすかったらしい。苦手との本人談も。
防御率10傑(金城は14位)と比べても奪三振率が明らかに高い。
変化球 速球中心
「あのころのボクは真っ直ぐと曲がらんカーブだけ。それでも打たれる気はせなんだね。抑えるのは自分しかおらんと、うぬぼれてもいた」
出典:まいどなニュース「交通事故で失明寸前→カープ初の胴上げ投手に 不死身のサブマリンが激動の野球人生を語る」
・カーブ ⇒ 上記の本人談。
・チェンジアップ ⇒ (厳密には)事故がきっかけの翌年からの取得だが、
キャリア通して言及が多い。
・シンカー ⇒ 「チェンジアップ系」「沈むシュート」として。
<参考> プロ野球・投手能力データベース(球速/変化球/球種リスト)| カープ
一発
34被本塁打
野手能力
パワー
通算21安打で3本塁打(73・74(・76年))。
パワナンバー 10300 41330 20648